PRESS RELEASE

2020年 フォーミュラ1 エミリア ロマーニャGP 決勝レース

天候:曇り 気温:17.6-18.3度 路面温度:23.9-21.8度

イタリアで今季3度目のレースとなったエミリア ロマーニャGP。アルファ ロメオ レーシングORLENは、キミ・ライコネンが9位、アントニオ ジョヴィナッツィが10位に入賞し、今シーズン初となるダブル入賞を成し遂げました。スタートの順位はキミが18番手、アントニオは20番手でしたが、両ドライバーとも好スタートを切り、キミが16位、アントニオは14位まで浮上。アントニオはソフトタイヤで早いタイミングでピットストップを行なった一方、キミはミディアムタイヤでラップを重ねていき、48周目でピットストップを行いました。キミのピットイン直後にセーフティカーが入り、チャンスを失ったかのように見えましたが、結果はハッピーエンドとなりました。キミとアントニオはリスタート後の混乱のなか冷静さを保ち、順位を9位と10位にアップ。チェッカーフラッグを受けるまでそのポジションを守り、今シーズン最高の結果をチームにもたらしました。今回のレースでアルファ ロメオ レーシングORLEN は3ポイントを獲得し、コンストラクターズポイントは累計8ポイントに。チャンピオンシップ8位で残り4レースを戦います。

アルファ ロメオ レーシング チーム代表 兼 ザウバー モータースポーツAG CEO フレデリック・ヴァスール:
「チームが一丸となって、強いパフォーマンスを発揮できた。作戦が成功し、ピットストップもうまくいったし、ドライバーは二人ともいいレースを繰り広げてくれた。今シーズン初のダブル入賞を果たしたことは、がんばったチームメンバーにとっていいご褒美となった。まだやらなければならないことはたくさん残っているが、我々は進化しているからこそ、訪れたチャンスを掴むことができた」
キミ・ライコネン(#7):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー05/フェラーリ)
決勝:9位
ファステストラップ:1:18.088
タイヤ:ミディアム(48周)-ソフト(15周)
「2台ともポイントを獲得し、チームにとっていい結果となったことは喜んでいいだろう。タイヤが長持ちするとわかっていたので、最初のスティントをできる限り長く走ったんだ。ピットインの直後にセーフティカーが入った時はややフラストレーションを感じたが、結果は悪くなかった。ペースは良かったし、チャンスをものにすることができた。遅れを取り戻してきているが、まだ進化の余地は残っているので、ハードワークを続ける必要があるだろう」
アントニオ・ジョヴィナッツィ(#99):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー04/フェラーリ)
決勝:10位
ファステストラップ:1:18.794
タイヤ:ミディアム(10周)-ハード(53周)
「チームが成し遂げた結果には本当に満足だし、自分のホームグランプリでポイントを獲得できてうれしいよ。最後尾からのスタートだったことを考えると、本当にいいレースができた。トップ10に入ることができ、これ以上のレースはなかったと思う。チームの戦略がよく、最初のラップでポジションを6つも上げられたことがその後のレースの大きな助けとなった。来季のチームとの契約を祝福するいいレースになったし、今日は本当にチームの皆に感謝しているよ」