PRESS RELEASE

2020年 フォーミュラ1 ポルトガルGP 決勝レース

天候:曇り時々雨 気温:20.5-20.0度 路面温度:25.4-24.4度

アルファ ロメオ レーシング チーム代表 兼 ザウバー モータースポーツAG CEO フレデリック・ヴァスール:
「レースの大半をトップ10内で走行していただけに、ポイント獲得まであとひとつのところでゴールしたのは残念でならない。今回のレースではチャンスを最大限にするため、2台の戦略を分けて挑んだが、結果をあげられるまであと少しだった。キミ(・ライコネン)は、序盤に信じられないような走りを見せ、フェラーリを抜き、レッドブルのマシンとバトルを繰り広げた。これはシーズン初めからチームが成し遂げた進化の表れだ。残念ながら最大限努力したもののポイント獲得には至らなかったが、シーズン残りのレースを、自信を持って挑むことができる。この方向で進化を続けパッケージを最適化すれば、コンスタントにトップ10を狙っていけるはずだ」
キミ・ライコネン(#7):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー05/フェラーリ)
決勝:11位
ファステストラップ:1:21.058
タイヤ:ソフト(11周)-ミディアム(54周)
「最初の数ラップは、非常に良かった。いいポジションにつけて、たくさんのマシンを抜くことができた。でも最終的には何も得られなかったので、あまり意味がなかった。できるだけのことはやったが、残念ながら最後までベッテルを後ろにとどめておくのは無理だった。レース中のペースは悪くなかったが、あのスタート位置からポジションを上げるのは容易ではない。マシンのフィーリングは良かったが、今の時点ではポイントを獲得するにはまだ少し足りない。来週のレースで前進できることを期待している」
アントニオ・ジョヴィナッツィ(#99):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー04/フェラーリ)
決勝:15位
ファステストラップ:1:21.893
タイヤ:ミディアム(28周)-ハード(37周)
「とても長いレースに感じられた。1周目以降に無線が使えなくなり、難しいレースとなった。チームとコミュニケーションが取れず、ひたすらフラッグを目指して走るしかなかった。風がレースをさらに難しくした。突風でコーナーごとにマシンが不安定になり、リズムに乗るのが大変だった。次のイモラでは、いい週末を過ごせることを願うよ。可能性はあるし、マシンとコースの相性はもう少しいいと思う」