PRESS RELEASE

2020年 フォーミュラ1 トルコGP 決勝レース

天候:曇り 気温:12.7-13.0度 路面温度:15.8-14.0度

アルファ ロメオ レーシング チーム代表 兼 ザウバー モータースポーツAG CEO フレデリック・ヴァスール:
「昨日の予選のような強いパフォーマンスを発揮することができなかった。タイヤのマネージメントが難しく、レースは困難を極めた。完全なウェットであればおそらく実力を発揮できたが、徐々にドライに変わっていき、苦戦を強いられてしまった。アントニオ・ジョヴィナッツィは技術的な問題でレース序盤に戦線を離れ、キミ・ライコネンは15位でフィニッシュしたが、それは望んだ結果ではない。ポジティブな点があるとすれば、ポイントでライバルに追いつかれず、残り3レースで8位の座が固まりつつあるということだ」
キミ・ライコネン(#7):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー05/フェラーリ)
決勝:15位
ファステストラップ:1:39.743
タイヤ:ユーズドウェット(8周)-インターミディエート(22周)-ユーズドインターミディエート(20周)-インターミディエート(7周)
「ぜんぜん楽しいレースではなかったが、天気の様子からある程度の予測はついていた。フルウェットであれば、おそらくもっといい結果を出せていたが、変わりゆく天気の中で望むような結果にならなかった。タイヤの運用に苦労し、10周もするとグリップがなくなってしまい、いいリズムで走ることができなかった。ポイントでライバルに追いつかれなかったのがせめてもの救いだ」
アントニオ・ジョヴィナッツィ(#99):
アルファ ロメオ レーシングORLEN C39(シャシー04/フェラーリ)
決勝:リタイア
ファステストラップ:1:51.122
タイヤ:ユーズドウェット(8周)-インターミディエート(3周)
「土曜日の予選はいい結果を出せたけど、日曜日は厳しいレースだった。グリッドに向かう途中でグリップを失ってしまった。幸いダメージを受けたのはフロントウイングだけで、クルーのがんばりによりスタートラインに着くことはできた。でも残念ながらレースは長く続かなかった。ギアボックスに問題があり、リタイアせざるをえなかった。こんな日だし、コンディションは昨日より悪く、運がなかった。次のレースに期待するよ」