PRESS RELEASE
2022年 フォーミュラ1 エミリア・ロマーニャGP 決勝レース
アルファ ロメオ F1 チームORLENは、バルテリ・ボッタス選手が力強いパフォーマンスを披露し、5位入賞。この週末を成功裡に締めくくりました。また、チームメイトの周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手も、予選のリタイアからピットレーンスタートで挽回し、15位でフィニッシュとなりました。
前日のスプリントレースで得た2ポイントと合わせて、今回チームは計12ポイントを獲得。今季通算25ポイントとなり、コンストラクターズ・タイトルで5位にまで登り詰めることとなりました。
- フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
- 「昨日から今日にかけて12ポイントを獲得できたことは、チームにとって大きな収穫だった。アップグレードもうまくいったし、ホームグラウンドのチームも素晴らしい仕事をしてくれた。今日のレースはとてもポジティブだったと感じている。バルテリのペースはとても良く、最終ラップまで4位争いをすることができた。ジョウは昨日のクラッシュの後、とても難しい局面を迎えていたが、それでもピットレーンスタートからうまく挽回して、最終的には15位でフィニッシュすることができたし、しかも途中には何度かのオーバーテイクもあった。今回のレースでは、その結果だけでなく、ビジネスの面でもポジティブなことがたくさんあったと思う」
- バルテリ・ボッタス (#77):
- アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
- 決勝:5位
- ファステストラップ: 1:20.758(43周目)
- タイヤ: インター(18周)-ミディアム(45周)
- 「今日は本当に楽しいレースだった。ポイントを獲得するのはいつでも素晴らしいことだし、マシンはとてもいいフィーリングで、最後まで力強いレースができたと思う。ピットストップで少し時間をロスしてしまったけれど、すべてがうまくいったので満足している。レース序盤、リカルド(マクラーレン)がサインツ(フェラーリ)と絡んだ時に避けきれずにヒヤリとしたけど、幸運にもダメージはなかったんだ。マシンのペースは本当にとても良かったよ。ただ、ミディアムタイヤを履いてから、最後の最後にジョージ(ラッセル)をとらえた時、右リアにグレイニングが発生してしまい、少しパフォーマンスを落としてしまった。でも、チームはとてもうまくいっていて、すごくいい雰囲気だね。これからやるべきことはたくさんあるし、まだまだ多くのレースが待っているからね」
- 周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
- アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
- 決勝: 15位
- ファステストラップ: 1:21.286(61周目)
- タイヤ: インター(18周)-ミディアム(45周)
- 「今日の結果は、望んでいたものとは違うけれど、この週末で得たものはたくさんあるね。3日間を通して見せることのできた僕自身のパフォーマンスだけではなく、初めてのスプリントレースですぐにスピードに乗れたことも良かった。この週末は予想以上に良いスタートを切ることができたし、予選もうまくいったんだけど、最終的な結果を台無しにしてしまった。ピットレーンからトップ10に入るのは常に困難で、特に今日はオーバーテイクが難しくて、ウィリアムズを抜いたあとは前の車とのギャップが大きすぎた。そのあとは何事もなくレースを終えることができたけど、今回の困難なコンディションの中で学んだことを活かして、次のレースではもっと強くなりたいと思うよ」