PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 スペインGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、バルセロナでも力強いレースを披露してくれました。バルテリ・ボッタス選手は、常に上位集団でレースを行い、6位でフィニッシュしました。しかし、入賞に向けて着実にラップを重ねていた周冠宇(ジョウ・グアンユー)選手は、マシンのトラブルでリタイアに。結果、レースは満足のいく内容ではありませんでしたが、ボッタス選手が8ポイントを獲得して、チームはコンストラクターズ・ランキングの5位を確保。4位のマクラーレンとの差は11ポイントに縮まりました。チームは、翌週に開催されるモナコGPに挑みます。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「今回も我々の速さを皆さんに披露することができたし、さらに8ポイントを獲得して上位陣のすぐ後ろにつけられたことは、非常にポジティブなことだ。バルセロナのコンディションや環境が我々に合うとは思っていなかったので、この結果には満足している。バルテリは、タイヤの選択を間違えることなく、マシンをうまくコントロールしながら素晴らしいレースをしてくれた。最終的に、よりフレッシュなタイヤを履いた(カルロス・)サインツと(ルイス・)ハミルトンに抜かれるのを止めることはできなかったが、6位を獲得することができたのは喜ばしいことだ。ただ、技術的な問題でジョウがリタイアしてしまったことは残念だ。今回、彼は本当によくやっていて、順調に順位を上げてトップ10に向かっていたのに、マシンに失望させられる結果となってしまった。どちらのマシンも、毎回ポイントを稼げるポテンシャルを持っているだけに、こうした問題はしっかり解決しなければならないと思っている」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝: 6位
ファステストラップ: 1:26.395(36周目)
タイヤ: ソフト(14周)- ミディアム(20周)- ミディアム(32周)
「今日はポイントを獲得できたし、ポジティブな材料もたくさん持ち帰ることができた。レース中のペースはとても良かったし、上位のビッグチームとバトルを展開できたのも良かった。ミディアムコンパウンドのタイヤの寿命が予想より短かったこともあって、終盤は苦戦を強いられたけど、それでも良い結果を残すことができたと思う。次のモナコが本当に楽しみだよ。マシンの調子はかなり良いはずだから」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝: DNF
ファステストラップ: 1:28.415(12周目)
タイヤ: ソフト(10周)-ミディアム(18周 - DNF)
「2戦連続で途中でレースを終えてしまったのは本当に悔しい。特に今回、良い結果につながる可能性があっただけに、とても残念だ。何が起こったのかを正確に理解するため、また、このようなことが二度と起こらないようにするために、この問題をさらに詳しく調査していく必要がある。我々にとって大きな痛手となってしまうからね。なにしろ、リタイアするまでは、前方の中団の選手たちとバトルをしながらトップ10入りを目指して、良いレースをしていた。モナコではもっと良い結果を出したい。とても興味深い週末になるんじゃないかなと思う 」